
「ボールを投げても取りに行ってくれない」「ボールを持ってきても離してくれない」とお悩みではありませんか?
犬とのボール遊びは、体を動かすだけでなく、飼い主さんと一緒に楽しめるコミュニケーションの時間にもなります。
一方で、ボールのサイズや素材が愛犬に合っていなかったり、壊れたまま使い続けたりすると、誤飲や喉詰まり、歯への負担につながることがあります。
今回は、ボール遊びを教えるときのコツから、安全に楽しむための注意点、ボール選びのポイントまで分かりやすく解説します。
目次
1. ボール遊びで得られる3つの効果・メリット
2. 【ステップ解説】ボール遊びの上手な教え方・コツ
3. 安全に楽しむための注意点と誤飲対策
4. 【タイプ別】犬用おすすめボール8選
5. まとめ
1. ボール遊びで得られる3つの効果・メリット

①運動不足の解消に役立つ
ボールを追いかけたり、持ってきたりする動きは、犬が楽しみながら体を動かすきっかけになります。
特に、走ることが好きな犬にとっては、散歩とは違った刺激を取り入れられる遊びのひとつです。
ただし、運動量は年齢や体格、健康状態によって異なります。長時間続けることよりも、愛犬の様子を見ながら休憩を挟むことが大切です。
②飼い主さんとのコミュニケーションになる
「ボールを追いかける」「飼い主さんのところへ戻る」「ボールを渡す」という一連のやり取りは、飼い主さんと一緒に遊ぶ経験になります。
「持ってきたら褒めてもらえる」「渡したらまた遊べる」といった経験を積み重ねることで、遊びを通じたコミュニケーションを楽しみやすくなります。
犬のトレーニングでは、食べ物だけでなく、おもちゃや遊びそのものを褒めるご褒美として使う方法もあります。
③「おいで」「ちょうだい」などの練習にもつながる
ボール遊びは、「おいで」「ちょうだい」「出して」など、日常生活でも役立つ行動を練習する機会になります。
ただし、「遊びを利用して犬を従わせる」という考え方ではなく、愛犬が望ましい行動をしたときに褒めたり遊びを再開したりする方法がおすすめです。
2. 【ステップ解説】ボール遊びの上手な教え方・コツ

最初から遠くへ投げて「持ってきて」と教える必要はありません。
愛犬がボールに興味を持つところから、少しずつ練習してみましょう。
①まずはボールに興味を持ってもらう
いきなり遠くへ投げるのではなく、愛犬の近くでボールを軽く転がしてみます。
ボールを見たり、近づいたり、鼻で触ったりしたら、声をかけて褒めましょう。
ボールに興味を示さない場合は、無理に遊ばせる必要はありません。犬によって好きなおもちゃや遊び方は異なります。
②近い距離から「持ってきて」を練習する
ボールを少しだけ前に転がし、愛犬が追いかけたら名前を呼んで戻ってきてもらいます。
戻ってきたら、すぐに褒めたり、再びボールを転がしたりして「戻ってくると楽しい」という経験につなげます。
おやつが好きな犬なら、ご褒美として少量のおやつを使う方法もあります。
③「ちょうだい」「出して」を教える
ボールを咥えたまま離してくれない場合は、無理に引っ張って奪わないようにしましょう。
もう一つのおもちゃやおやつなど、愛犬が交換したくなるものを提示し、ボールを離した瞬間に褒めます。
慣れてきたら「ちょうだい」「出して」などの言葉を合わせていきます。
「ボールを離すと遊びが終わる」と感じると、ボールを離したがらなくなることもあります。
そのため、ボールを渡してくれたら、もう一度投げて遊ぶなど、「渡しても楽しいことが続く」と教えてあげるのもポイントです。
力ずくで口から取るのではなく、望ましい行動を褒めながら教える方法が基本です。AVSABも、犬のトレーニングではご褒美を使った方法を推奨しています。
3. 安全に楽しむための注意点と誤飲対策

①丸呑みできるサイズは避ける
ボール選びで最も重要なのがサイズです。
犬の口の中にすっぽり入ってしまうような小さなボールは、喉に詰まる危険があります。
「小型犬だから小さいボール」と単純に決めるのではなく、愛犬の口の大きさや遊び方を考えて、口の奥に入り込まないサイズを選びましょう。
②壊れたり削れたりしたボールは交換する
どれだけ丈夫なボールでも、犬によっては短時間で破壊してしまうことがあります。
表面が大きく裂けている、ゴムが欠けている、部品が外れそうになっているなどの状態になったら使用を中止しましょう。
壊れた部分を飲み込むと、喉詰まりや消化管内の異物につながる可能性があります。
③硬すぎる素材にも注意
硬いおもちゃを強く噛み続けることで、歯が欠けたり折れたりする可能性があります。
特に「噛むこと」を目的に使う場合は、愛犬の噛む力に合った素材を選ぶことが大切です。獣医師系の情報でも、硬すぎる素材は歯への負担に注意するよう案内されています。
④テニスボールの長時間の噛み続けには注意
テニスボールは犬が好むことも多い一方、表面のフェルト素材によって歯が摩耗する可能性があります。
また、強く噛んで破損したボールや、その破片を飲み込む危険もあります。
使う場合は、投げて追いかける遊びなど、飼い主さんが見守れる状況で使用し、噛み続ける場合や破損が見られる場合は別のボールに交換しましょう。
⑤興奮しすぎる前に休憩する
ボール遊びに夢中になる犬もいますが、遊び続ければよいとは限りません。
呼吸が激しくなっている、動きが鈍くなっている、休もうとしているなどの様子が見られたら、いったん遊びを止めて休ませましょう。
暑い時期は特に、気温や地面の温度、水分補給にも注意が必要です。
4. 【タイプ別】犬用おすすめボール8選
「おすすめ」といっても、すべての犬に同じボールが合うわけではありません。
愛犬の体格、噛む力、遊び方、使用する場所などを考えて選びましょう。
①丈夫なラバーボール
噛む力が強い犬には、耐久性を考慮した犬用ラバーボールが候補になります。
ただし、「丈夫=絶対に壊れない」という意味ではありません。使用中は破損がないか確認しましょう。
②よく弾むボール
走って追いかけることが好きな犬には、よく弾むタイプもおすすめです。
屋外で使用する場合は、周囲の人や犬、道路などに飛び出さない環境を選びましょう。
③水に浮くボール
水遊びが好きな犬には、水に浮くタイプが便利です。
海や川などで使用する場合は、流れや水温、足場などにも十分注意してください。
④音が鳴るボール
噛むと音が鳴るタイプは、音に興味を示す犬の遊びのきっかけになることがあります。
ただし、音が鳴る部品を壊してしまう犬の場合は、誤飲につながらないよう特に注意しましょう。
⑤穴あき・知育タイプ
中にフードやおやつを入れて使えるタイプなら、ボールを転がしながら楽しめます。
ただし、愛犬が素材を噛みちぎってしまう場合は使用を中止しましょう。
⑥光る・見つけやすいボール
夕方などに遊びたい場合は、視認性の高いボールも選択肢になります。
暗い場所ではボールだけでなく、周囲の安全確認も忘れないようにしましょう。
⑦ロープ付きボール
ボール遊びに加えて、引っ張りっこを楽しめるタイプです。
ロープがほつれてきた場合は、そのまま使わず交換しましょう。ほつれた繊維を飲み込む可能性があるためです。
⑧デンタル形状のラバーボール
表面に凹凸があるタイプは、噛む遊びを楽しむ目的で作られています。
ただし、「ボールで遊べば歯磨きは不要」というものではありません。歯の健康管理は、愛犬に合った歯磨きなどを基本に考えましょう。
5. まとめ
犬のボール遊びは、運動だけでなく、飼い主さんと愛犬が一緒に楽しめるコミュニケーションの時間にもなります。
「取ってきてくれない」「離してくれない」ときは、最初から完璧を求めず、ボールに興味を持つところから少しずつ練習してみましょう。
「持ってくる」「離す」といった行動ができたときに褒めたり、遊びを再開したりすることで、愛犬に分かりやすく伝えることができます。
そして、何より大切なのが安全です。
ボールは愛犬が丸ごと飲み込めないサイズを選び、壊れたり削れたりしたものは交換しましょう。遊んでいる間は飼い主さんが見守り、愛犬の様子に合わせて休憩を取り入れてください。
💬「フォトレコペットパーク」で聞いてみよう!
「うちの犬はボールを持ってくるけど、絶対に離してくれません!」
「ボールよりもロープのおもちゃが好きみたいです」
「みなさんはどんなボールで遊んでいますか?」
など、愛犬とのボール遊びについて、ぜひ「フォトレコペットパーク」で体験談をシェアしてみてください。
ほかの飼い主さんの工夫も参考にしながら、愛犬が安全に楽しめる遊び方を見つけていきましょう。
※本コラムでは、一部AI生成画像を使用しております。画像はイメージです。
また、本コラムの内容は一般的な情報提供を目的としており、掲載内容を参考にしたことによる損害等について、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
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