
「新しく迎えた仔犬に、先住犬がずっと吠えている……」
「ウーッと唸っているけど、このまま一緒に暮らして大丈夫?」
待ちに待った多頭飼い生活のスタートなのに、愛犬同士がうまくいかない様子を見ると、飼い主さんも心配になってしまいますよね。
先住犬が仔犬に吠えるのには、単純な「仲が悪い」という理由だけではなく、環境の変化への戸惑いや警戒、興奮、仔犬との距離を取ろうとする意思表示など、さまざまな可能性があります。
大切なのは、吠えたという行動だけで判断せず、先住犬と仔犬の様子をよく観察することです。
今回は、先住犬が仔犬に吠える主な理由から、吠えたときの対処法、先住犬と仔犬が無理なく関係を築いていくための多頭飼いのポイントまで紹介します。
目次
1. なぜ吠える?先住犬が仔犬に吠える主な4つの理由
2. 焦りは禁物!先住犬が仔犬に吠えるときの正しい対処法
3. 関係性を良好にする!上手な多頭飼いスタートのコツ
4. まとめ&みんなの体験談をシェアしよう!
1. なぜ吠える?先住犬が仔犬に吠える主な4つの理由

先住犬が仔犬に吠えると、「怒っている」「嫌っている」と考えてしまうかもしれません。
しかし、犬の吠え声だけでは、そのときの気持ちを一つに決めることはできません。
耳やしっぽ、体の向き、表情、仔犬との距離なども合わせて観察してみましょう。
①「このコは誰?」警戒や戸惑いがある
突然、自分の生活空間に知らない犬がやってくれば、先住犬が戸惑うのは自然なことです。
特に仔犬は動きが予測しにくく、勢いよく近づいたり、先住犬を追いかけたりすることがあります。
先住犬からすると、「ちょっと怖い」「近づきすぎないで」と距離を取ろうとして吠えている可能性もあります。
②「いつもと違う……」環境の変化がストレスになっている
仔犬を迎えると、家の中の音やにおい、生活リズムが大きく変わります。
飼い主さんが仔犬のお世話に時間を使うことで、先住犬との散歩や遊び、スキンシップの時間が変わることもあります。
こうした変化が重なることで、先住犬にストレスがかかり、吠えるなどの行動が増える可能性があります。
③「それ以上はやめて!」距離を取ろうとしている
仔犬は遊びたい気持ちが強く、先住犬に何度も近づいたり、顔を舐めたり、体に飛びついたりすることがあります。
そんなとき先住犬が「ウーッ」「ワン!」と反応するのは、「これ以上近づかないで」という意思表示である可能性があります。
犬同士のやり取りの中で、相手に距離を取るよう伝えること自体は珍しくありません。
④「遊びたい!」興奮している可能性も
吠える=怒っているとは限りません。
仔犬の動きに興奮して、「遊びたい」「一緒に動きたい」という気持ちから吠えている場合もあります。
ただし、興奮が高まると遊びが激しくなり、思わぬトラブルにつながることもあります。吠え声だけで判断せず、体がリラックスしているか、逃げようとしていないかなども確認しましょう。
💡 ワンポイント解説
犬同士の関係を見るときは、「吠えたかどうか」だけでなく、相手から離れようとしているか、体がこわばっていないか、しつこく追いかけていないかなど、全体の様子を見ることが大切です。
特に先住犬が逃げようとしているのに仔犬が追い続ける場合は、人が間に入って休ませてあげましょう。
2. 焦りは禁物!先住犬が仔犬に吠えるときの正しい対処法

「早く仲良くなってほしい」と思うほど、2頭を近づけたくなるかもしれません。
しかし、犬同士にもそれぞれのペースがあります。吠えたときに無理に近づけたり、我慢させたりするのではなく、安心して距離を取れる環境をつくりましょう。
【物理的に距離をとる】
いきなり同じ空間で自由に過ごさせるのではなく、サークルやベビーゲートなどを利用して、適度な距離を確保しましょう。
・お互いの姿が見える程度の距離から始める
・先住犬が休める場所には仔犬を入れない
・興奮が高まったら、いったん別の場所で休ませる
【先住犬を大声で叱らない】
先住犬が吠えるたびに「コラッ!」と強く叱ると、仔犬がいる状況と飼い主さんから叱られる経験が結びついてしまう可能性があります。
まずは仔犬との距離を広げ、先住犬が落ち着ける環境をつくりましょう。
落ち着いて仔犬を見ていられたときなどには、優しく声をかけたり、ごほうびを与えたりする方法もあります。
【仔犬がしつこくしたら人間が間に入る】
先住犬が嫌がっているのに、仔犬が何度も飛びついたり追いかけたりする場合は、先住犬に我慢させ続けないことが大切です。
仔犬を別の場所へ誘導したり、おもちゃなどで気持ちを切り替えたりして、先住犬が休める時間をつくりましょう。
【攻撃につながりそうな場合は無理をしない】
歯を見せる、体を強くこわばらせる、激しく追いかける、噛みつこうとするなど、トラブルにつながりそうな様子が見られた場合は、すぐに距離を取りましょう。
何度も強い威嚇や攻撃が見られる場合は、無理に飼い主さんだけで解決しようとせず、獣医師やドッグトレーナーなど専門家へ相談することをおすすめします。
3. 関係性を良好にする!上手な多頭飼いスタートのコツ

先住犬と仔犬がすぐに仲良くなるとは限りません。
「一緒に遊ぶこと」だけを目標にするのではなく、お互いが安心して同じ家で暮らせる状態を目指していきましょう。
【先住犬の生活リズムをできるだけ守る】
仔犬を迎えたからといって、先住犬との散歩や食事、休憩時間などが大きく変わりすぎないようにしましょう。
先住犬と1頭だけで過ごす時間をつくることも大切です。
「仔犬が来ても、自分の生活は大丈夫」と感じられる環境を意識してみましょう。
【先住犬だけの安心できる場所をつくる】
先住犬が仔犬から離れて休める場所を用意しましょう。
ベッドやクレート、別室など、仔犬が簡単に入ってこられない場所があると安心して休みやすくなります。
食事中や休んでいるときも、仔犬が邪魔をしないように環境を整えてあげましょう。
【「先住犬ファースト」よりも「それぞれを大切にする」】
多頭飼いでは「先住犬を優先しましょう」と言われることがあります。
しかし、すべての場面で必ず先住犬を優先することよりも、先住犬と仔犬それぞれに安心できる時間や関わりを確保することが重要です。
食事やおもちゃなど、取り合いになりやすいものは別々にするなど、競争が起きにくい環境をつくりましょう。
【仲良くさせようと焦らない】
犬同士の関係が落ち着くまでにかかる時間は、それぞれ異なります。
一緒に寝たり遊んだりすることだけが「仲良くなった」ということではありません。
同じ空間でお互いが気にせず過ごせるようになることも、多頭飼いでは大切な一歩です。
💡 トレーナーのワンポイント解説
仔犬は元気いっぱいで、相手の犬が出している「もうやめて」というサインに気づきにくいことがあります。
そのため、「犬同士で解決するだろう」と任せきりにするのではなく、飼い主さんが様子を見ながら適切に休憩を入れてあげることが大切です。
先住犬が安心して休める時間と、仔犬が十分に遊んだり学んだりできる時間を、それぞれ確保してあげましょう。
4. まとめ&みんなの体験談をシェアしよう!
先住犬が仔犬に吠えるのには、警戒や戸惑い、ストレス、距離を取りたいという
※本コラムでは、一部AI生成画像を使用しております。画像はイメージです。
また、本コラムの内容は一般的な情報提供を目的としており、掲載内容を参考にしたことによる損害等について、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
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